破水から病院まで 〈まさかの今夜・・?!〉
結局里帰りは出産まではしなかった。
ぐり茶々と離れたくないし、普段の生活の中でその時を待ちたかった。
12月6日、その日も何事もなく、寒い日だったのでめずらしくウォーキングもそこそこに
昼寝をたっぷりしたりして夜になる。
もう来週まで出てこない気がして、張りつめていた気を緩める。というか、諦める。
こりゃ42週も過ぎちゃって、誘発剤のお世話になるコースだな。
赤さんは相変わらず胸のすぐ下でキックしたり、しゃっくりしたり、
下へ下がればいいものの、左右反転したりして、全く出てくるつもり
無いんだねって感じ。
前触れは先週末から続いていたおしるしのみ。でも予定日過ぎたおしるしなんて、
今更何の期待も持てず…。そりゃーおしるしくらいあるよね、程度。
心配なのは、3500㌘と言われた推定体重。
あと1週間も遅れたら、一体何㌘になってしまうのか…。
でかすぎて出てこれなかったら、やっぱり帝王切開…?仕方無いかあ~…。。
昼間たっぷり寝たので夜眠れずにベッドの上で悶々とする。
深夜1時頃。さっきから何かじゅわっと出ている。。
多分おりものか何かだろう。破水ならきっともっと分かりやすい気がする…。
でも何だか気になりトイレへ。
トイレへ行き、『じゅわ』が止まらないことで破水だと確認する。
おかしなことにどんどん冷静になる自分。
ベッドに戻り夫を起こし、病院に電話をし、猫のエサを補充する。
入院準備してあったバッグを持って、ぐり茶々を一回ずつ抱っこする。
静かに家を出る。
夫の運転で病院へ。深夜だから道路は今までで一番空いていた。
何となく生理痛のような薄い痛みを感じ始める。
破水は少し動く度に出ているのがわかって少し怖い。
破水からなので本陣痛がつくまで時間かかるかもなあ…なんて考える。
いよいよ進歩した展開。太陽と一緒に気持ちが昇っていく。
病院に到着すると、すぐに分娩室に回された。
今病室が空いてないからここで点滴するね、と言われ、gbsの点滴が始まる。
分娩室は10畳ほどの綺麗な和室なので、なんだか夫と旅館にでも着いたみたいな
変な感じ。
分娩台も無いし、まだ苦しくもなんともなく、アロマなんか炊いちゃったりして、
とっても落ち着く。
これから出産するなんて信じられない!
12月7日、深夜2時頃。
by giddy_girl
| 2011-12-16 18:50
| 出産